キレイと健康のまいにち手帖

見えない“菌”から家族を守る!今日から始める、やさしい除菌習慣

2025年04月24日 10:04

日々の生活の中で、目には見えないけれど確実に存在する「菌」。特に小さなお子さんや高齢のご家族がいるご家庭では、衛生対策に気を遣う方も多いのではないでしょうか。

しかし、「除菌」と聞くと、大がかりだったり、難しそうなイメージを持つ方もいるかもしれません。

この記事では、日常生活の中で誰でもすぐに始められる、やさしくて続けやすい除菌習慣をご紹介します。身近な場所やアイテムに潜む菌のリスクや、効果的な除菌方法について、信頼できる情報とともにお届けします。


1. 家の中にひそむ菌の正体とは?

台所や洗面所、意外なホットスポット

家庭内で最も菌が繁殖しやすい場所は、実はキッチンや洗面所です。特に台ふきんやシンク周り、歯ブラシスタンドなどの湿気が多い場所には菌が繁殖しやすいことが、東京都健康安全研究センターの調査でも明らかになっています。

※出典:東京都健康安全研究センター「家庭内の衛生環境調査」


目に見えないからこそ注意が必要

菌は目に見えないからこそ、清潔に見える場所にも潜んでいます。たとえばスマートフォンの画面や、テレビのリモコンなど、手が触れる機会が多いものには数多くの菌が付着している可能性があります。定期的な除菌が重要です。


2. 除菌と殺菌・抗菌の違いを正しく理解しよう

除菌とは「菌の数を減らす」こと

除菌とは、菌を完全にゼロにすることではなく、「数を減らす」ことを指します。したがって、日常生活では「必要なときに、適切な方法で菌を減らす」ことが大切です。


殺菌・抗菌との違いを知って選ぶ

殺菌は菌を「死滅させる」行為、抗菌は「菌の繁殖を抑える」働きです。それぞれの言葉の意味を理解し、使用する製品や方法を正しく選びましょう。


3. 毎日できる!かんたん除菌習慣5選

1日1回、ドアノブ・スイッチを拭く

家族全員が頻繁に触れるドアノブや照明スイッチは、菌が集まりやすい場所。毎日1回、除菌スプレーでさっと拭くだけでも効果があります。


帰宅後は手洗い+除菌スプレーの併用を

手洗い後に、手指用のやさしい除菌スプレーを使うことで、残った菌への対策になります。特に外出後や食事前には習慣化したい行動です。

※参考:厚生労働省「手洗いの効果と正しい方法」


4. 子どもやペットにも安心な除菌方法

アルコールに頼らないやさしい除菌とは

アルコールに敏感な肌の方や、ペットのいる家庭では、非アルコール系の除菌剤がおすすめです。次亜塩素酸水や植物由来成分の製品が増えており、安全性と除菌効果を両立できます。


おもちゃ・ぬいぐるみの除菌のコツ

子どもが口にすることもあるおもちゃは、こまめな除菌が必要です。スプレー後に水拭きする、または洗える素材は定期的に洗濯するなど、素材に応じたケアが重要です。


5. 除菌を「がんばりすぎない」コツ

毎日続けるには「完璧主義」をやめる

すべてをピカピカにする必要はありません。重要なポイントだけを押さえて、無理なく続けることが大切です。1日1アクションでもOKです。


便利アイテムを活用しよう

最近は自動スプレーや加湿器対応の空間除菌アイテムなど、手軽に除菌できるグッズも豊富にあります。生活スタイルに合った道具を選びましょう。
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