キレイと健康のまいにち手帖

お弁当や作り置きが危ない!?ママができる“夏の食中毒予防”5つの工夫

お弁当や作り置きが危ない!?ママができる“夏の食中毒予防”5つの工夫

2025年04月25日 13:54

1. ごはんとおかずはしっかり冷ましてから詰めよう
温かいまま詰めると菌が増殖しやすい!

お弁当を作るとき、つい時間がなくてアツアツのまま詰めてしまうこと、ありませんか?でも、これが実は食中毒の原因になりやすいんです。菌は35〜40℃くらいの温かい環境が大好き。厚生労働省も「料理を詰める前にはよく冷ますこと」を推奨しています。しっかり冷ましてからフタをするだけで、菌の増殖リスクをぐんと下げられますよ。

保冷剤とのダブル使いで安心度アップ

冷ましてから詰めても、外で長時間持ち歩くお弁当はやっぱり心配。そんな時は、保冷剤をうまく使いましょう。市販のランチバッグに入れるだけで、お弁当の温度を下げてくれます。特に夏場は「冷やしながら持ち歩く」が基本!お弁当を傷ませないためのひと手間、ぜひ取り入れてくださいね。



2. 水分の多いおかずは避けよう

菌が繁殖しやすい“ジューシー系”に注意

煮物や和え物など、水分が多いおかずは夏場の食中毒リスクが高めです。菌は湿気のある環境で活発になるため、お弁当にはなるべく水分の少ない、しっかり加熱されたおかずを選びましょう。食品安全委員会も「お弁当には十分に加熱された食品を」と注意喚起しています。

汁気はペーパーでカットが基本

例えば唐揚げや卵焼きも、できたては意外と水分が多め。そのまま詰めると、お弁当箱の中がムレて菌の温床に…。キッチンペーパーでしっかり水分を取ってから詰めると、グッと安心です。見た目もベチャッとせず、美味しさもキープできますよ♪



3. 清潔な手と道具で調理しよう

手洗い・アルコール消毒は調理の基本

いくら食材に気をつかっても、手が汚れていては元も子もありません。特に夏場は汗や雑菌がつきやすいので、調理前の手洗い・アルコール消毒はしっかりと。厚生労働省でも「調理前には石けんと流水で丁寧に手を洗うこと」を呼びかけています。

まな板・包丁の使い分けがカギ!

生肉や魚を切った後のまな板や包丁、洗わずにそのまま野菜や果物に使っていませんか?これは「交差汚染」と呼ばれる食中毒の原因です。できればまな板は肉・野菜で分けて、使用後はすぐに洗剤で洗い、熱湯、アルコールや次亜塩素酸系スプレーで消毒を。ちょっとした手間が、大きな安心につながります。



4. 作り置きは「冷蔵保存」と「早めの消費」が鉄則

常温放置はNG!すぐに冷蔵庫へ

作り置きしたおかず、つい台所に置きっぱなしになっていませんか?夏場の常温は、菌にとって快適そのもの!食品安全委員会も「作り置きしたものはすぐに冷却し、冷蔵保存すること」を勧めています。粗熱をとったら、できるだけ早く冷蔵庫に入れるのが基本です。

2〜3日以内の消費が目安

作り置きのおかずは、日が経つほど菌が増えるリスクも高くなります。冷蔵していても、安心しすぎはNG。保存期間は2〜3日を目安に、見た目や匂いにも変化があれば迷わず処分を。子どもが食べるものだからこそ、「ちょっともったいないけど、念のため」が大事です。



5. お弁当箱の除菌も忘れずに!

洗っただけでは不十分な場合も…

毎日使うお弁当箱、きれいに洗っていても、実は菌が残っていることもあります。特にフタのパッキン部分などは要注意。日本食品衛生協会では「食中毒予防には器具の除菌も重要」としています。週に1〜2回は、次亜塩素酸系スプレーや煮沸消毒でしっかり除菌しておくと安心です。

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子どもが使うものだからこそ、やさしい除菌を

除菌スプレーを使うときは、成分にも気を配りたいところ。口に入るものを入れるお弁当箱だからこそ、食品に使える成分や、無香料・アルコールフリーなど、やさしいタイプを選びましょう。安全と手軽さ、どちらも叶えたいママの味方です♪